青鶴茶舗  フランス人日本茶インストラクターにより厳選されたお茶や茶器

日本のお茶生産地域

お茶は、北海道と大阪府以外の全国で生産されています。しかし、生産している県の中でも商業的に生産していないところもあります。村上茶を商業ベースで栽培している最北端の産地は新潟県です。
それでも、一般に広く知られる生産地はひと握りに限られます。





静岡県は日本の茶園面積のおよそ40%を占める最大のお茶どころです。また、京都の宇治もお茶の生産地として有名ですが、茶園面積では7番目にとどまっています(全国の茶園面積の3%以下)。第2位は、約20%の生産面積を誇る鹿児島県(九州地方)です。鹿児島のお茶はまだ一般に知られていないのですが、他産地のブレンド用としても使用が広まり、バラエティに富む風味のお茶が生産されています。
第4位から6位まで、宮崎県、熊本県、そして福岡県と九州の産地が続きます。福岡のお茶・八女茶は有名ですが、宮崎や熊本県のお茶は、その生産高の大きさに比べ、それほど知られてはいません。

こうした有名どころのお茶産地以外にも、実は東京の北に位置する埼玉県で生産されているのが狭山茶です。狭山茶は徐々にその生産高を減らしてはいますが、首都圏で大変好まれているお茶です。

日本で最も広く一般に飲まれている煎茶は、日本全国の生産地域で栽培されています。玉露はその生産のほとんどが京都(宇治茶)と福岡(八女茶)です。三重県は、あまり知られていませんが、かぶせ茶が多く、生産高第3位です。伊豆半島のぐり茶をのぞけば、玉緑茶は主に九州が生産地です。

もちろん、それぞれの生産地のテロワールがお茶の風味に独特の特徴を与えるのですが、製造技術や生産者、または木の品種なども日本茶のバラエティ豊かな風味と香味に大きく貢献しているのです。