[農薬不使用茶園]
蜂蜜、花
醗酵(酸化)度:★★☆ / コク:★★★
渋み:★☆☆
印雑131は1920年代初めに日本の品種とアッサム系マニプリ15との交配により誕生した品種です。非常に個性的なこの品種は登録されませんでしたが、新たな交配では蒼風や藤かおりといった「印雑」系品種の親となっています。
春摘みのこの印雑131紅茶は極めて特別なお茶です。もちろん品種の希少さもありますが、手揉みだからです。
豊かでとても強い香気がありますが、かなり個性が強く言葉で説明するのは難しいです。まずプラムの砂糖漬けやデーツを彷彿とさせる甘い香りを感じます。また少しぴりっとする白い小さな花をイメージさせる香りもかすかにありますが、印雑131に特有のものでしょう。
口内ではタンニンの渋みは少なく繊細です。芳香は豊かで甘く奥深さがあります。
他に類を見ない独特の香りと味を体験でき、至高の心地よさを与えてくれる紅茶です。
茶種 : 紅茶
産地 : 佐賀県嬉野市嬉野町椎葉
品種 : 印雑131
摘採 : 2024年4月14日 手摘み
淹れ方のヒント
茶葉の量: 3g
お湯の量 : 150ml
お湯の温度 : 100°C
浸出時間 : 4 min