2026年 新茶
白葡萄、花香、スズラン
うま味
★★☆☆ / 渋味
★☆☆☆
コク
★★★☆ / 火入れ
★☆☆☆
品種・技術メモ
近藤早生は、近藤宏正氏が有名な伝統的品種やぶきたと、アッサムと日本の交雑種である静-印雑131をかけあわせて選抜した早生品種です。「印雑」系品種はその独特の香りで知られています。現在この近藤早生を用いているのは、たった一人の生産者だけです。静岡県丸子のこの煎茶は手摘みです。生産量の極めて少ないこのお茶は毎年、静岡県の最も早い春摘みのお茶トップ3の一つとなっています。
香りの印象
淹れたお茶からは花と果実の繊細な香りが漂い、すずらんとブドウの他、グリーンピースもかすかに香ります。
味わいの特徴
すっきりと清涼感がありますが口内ではとてもしっかりとしていて、まずグリーンピースが香り、次にすずらんとジャスミンの中間のような花の香りが強くなります。渋みはほとんど出てこず、控えめで上品なうま味があります。
二煎目以降は、ブドウの風味がよりはっきりとしてきます。
口内には力強い甘さが残ります。
まとめ
この近藤早生は高級な味わい豊かで複雑な煎茶ですが、「印雑」系品種に特有の強い個性を持ち、蒼風や藤かおりのような兄弟品種とも少し違う面を見せてくれます。
お茶のプロフィール
茶種: 普通蒸し煎茶
産地: 静岡県静岡市駿河区丸子
品種: 近藤早生
摘採: 2026年4月9日 手摘み
動画紹介