新着商品 [農薬不使用茶園]
印雑131は、1920年代に日本に導入されたアッサム種マニプリ15と日本種を交配して誕生した品種です。登録されず今日ではとても希少な印雑131は、最近ではふじかおりや蒼風といった品種の育成に利用されています。インド原産なのでうま味は出ませんが、力強い味わいで独特の香気があります。
この嬉野釜炒り茶は、乾いた木材や甘みのある複雑な香気に、赤い果実とほんのわずかに花も感じられます。このバラエティ豊かな香りは口内でも感じられ、特に目立つのが果実と花です。次に釜炒り茶に特有の焼き栗の香りを感じます。このお茶にはうま味がなく、少し渋みがあります。
二煎目では釜炒り茶の香ばしい香りがより強くなります。香りはより緑が強くなってグリーンピースを思わせ、また花香も強くなります。この香りは口だけでなく鼻からも感じられます。
三煎目で主に感じられるのは、印雑131に特有の花とさや豆類の香りです。
個性的でコクがあり、香りは際立っていますがたとえばふじかおりほど並外れていることもなく、普段使いにちょうどいい釜炒り茶です。
茶種 : 釜炒り茶
産地: 佐賀県嬉野市嬉野町椎葉
品種: 静-印雑131
摘採: 2025年5月9日
淹れ方のヒント
茶葉の量: 4g
お湯の量 : 70ml
お湯の温度 : 80°C
浸出時間 : 60s