宇治白川は、小さなエリアにもかかわらず、宇治の中でも名高い玉露の産地です。同時に、宇治白川地区の生産農家辻喜代治氏の貢献により、抹茶産地としても有名になりました。
辻氏は、有機肥料のみを用い、農薬使用量は最小限に控えて、整枝を行わず自然仕立て茶園から、茶葉を手で丁寧に摘み取ります。
この抹茶の力強さは群を抜いています。味わいの印象は非常に強いのに後口はまろやかで優しく、渋みは一切なくクリーミです。うま味は強いながら繊細で上品です。後味も非常にしっかりとしていて甘く、口の中に長く残ります。かんきつ類や赤い果実のフルーティな香りがほのかに感じられます。
個性があってなおかつ卓越している極上の抹茶です。薄茶はもちろん、濃茶にしてもよいお茶です。
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動画 : 抹茶(薄茶)の立て方
茶種 : 抹茶
産地 : 京都府宇治市白川地区
品種 : 宇治ひかり
被覆: 40日間 (棚下)
摘採 : 2024年5月6日 手摘み
薄茶の点て方
抹茶の量: 2 g
お湯の量 : 60 ml
お湯の温度 : 80℃